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任命編 2
























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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。



【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません)
(※wiki読んだという程度の知識で書いてます。誤り等ありましたら、ご指摘お願いします。)


●シベリア鉄道


いちどは乗って優雅な列車の旅をしてみたい鉄道。
かなり退屈らしいけど。
車窓はずっとツンドラのはずだから当然か。

この時代は、鉄道が陸の最先端の運搬手段。
わが国でも鉄道網の構築が国家戦略に直結していた。

シベリア鉄道は、不凍港をもたないロシアが西へ勢力をのばすために非常に重要な手段であった。
日露戦争の直前は、単線のみ開通し、これが複線化されてしまうと、大兵力をすばやくアジアに展開できるようになると、もはや日本は満州でロシアの拡大に対抗するすべがないと考えられていた。これが、当時の政府首脳たちの危機感の原因であったとされる。

シベリア鉄道の完成に伴うロシアのアジア進出は、
また中国に権益を持つ他の列強諸国の不安、特にイギリス、アメリカの不安をかきたてるものであった。
その不安は、義和団事件でより明白となる。

また、鉄道は当然、軍事目的だけではなく、平時は交易手段として大活躍する。
ロシアから旅順まで鉄道をつながれた場合、従来まで中国との貿易において特権的な位置を占めていた大海軍国イギリスの立場が脅かされると考えられていた。これがイギリスが日本に接近してロシアと戦わせた理由であるというようなことが、ネットのどっかに書いてあった。



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