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(中編)(後編)につづく











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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。



【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません。読まなくても本編の理解には何の差支えもありません。)
(※wiki読んだという程度の知識、ソースはほとんどネット(しかも特定しません)。で書いてます。話半分で読んでください)

(※くだらない私見はいってます。適当に読み流しorツッコミくださいませ。)
(※誤り等ありましたら、がんがんご指摘お願いします。いろいろ教えてもらえると描いてるかいがあります)



●日露戦争の所持品


兵士たちの間で春画やポルノ写真は出回っていたようだ。

『野外要務領』やら『弾丸除け』やら名付け、
兵士らは競って珍しいものを求め、レアさを誇っていた。
という軍医の記録が今日に残っている。

●日露戦争期のポルノ摘発

大阪毎日新聞によれば、1904年度には
卑猥なる絵葉書き、その他出版物の摘発件数が810件、
さらに増加傾向にあったという。


●ポルノ写真と戦費

国内のポルノ写真の取り締まりと裏腹に、
軍内ではポルノ写真が流通し、
呉や宇品では兵士向けにそれを取り扱う写真が多数売られていたという。

ちょうどカメラが高級品として流通しつつある頃で
「撮る」という行為が流行し出した時期である。

百合写真もひそかにブームだったようだ。

なお、この時代に流通した写真は戦費調達のために軍が作った官制のものもあったという説もある。
写真業者に対して、みかじめ料的に軍や警察の要人の懐がうるおうことは想像はできるか、
それが戦費になるとか、まして国がポルノ写真自体を作成するというのは、ちょっと考えにくいけど、、、
この時代だったら、ある話なのだろうか。



●児玉源太郎の御守り

児玉源太郎も飲み友達の将官らから、ポルノ写真をもらっていた模様。
一種の嗜みというやつか。

それらを、巾着につめ、巾着には

「私物につき見るなよ。ありがたい御守りで見たら眼がつぶれるから。」

と書いてあったという。児玉のスケベ心だけではなく
茶目っけとユーモアさを思わせるエピソードではある。





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