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上陸編1
























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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。





【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません。読まなくても本編の理解には何の差支えもありません。)
(※wiki読んだという程度の知識、ソースはほとんどネット(しかも特定しません)。で書いてます。話半分で読んでください)

(※くだらない私見はいってます。適当に読み流しorツッコミくださいませ。)
(※誤り等ありましたら、がんがんご指摘お願いします。いろいろ教えてもらえると描いてるかいがあります)





●第2軍の上陸作戦

5月5日より、朝鮮半島に待機していた第2軍の上陸作戦が開始される。
5月17日に完了。
5月24日ぐらいから南山へと進軍を開始する。

当初は3、4月にも上陸予定だったようだが、旅順艦隊が未だ健在であり、
制海権を完全に掌握したといえる状態ではなかったことからここまでずれ込む。
(制海権は、敵が旅順に閉じこもり、それを第1艦隊が監視している限りで成立?)

5月2日の第3回旅順閉塞作戦の失敗を見届けてからの実施。

「閉塞も失敗したし、制海権、
 まだ今一つわからんけど、ええい!いったれ!」みたいな感じ、か?

ロシア軍からの待ち伏せ、反撃などはなかった。

ちなみに上陸点の「塩大墺」ってなんて読むのでしょうか?


●第2軍の戦闘力

装備、特に重砲の類が貧弱で、要塞攻略には不向きな軍団であった。
それだけ第1軍に資源を重点配分していたということだろうか。


●ロシア側の上陸対策

予想された第2軍の上陸作戦に対して、ロシア側は待ち伏せ、反撃などできなかった。
その理由は絶対的な兵力不足、といわれている。

それに加えて、
この時代、水際作戦、待ち伏せは非常に効率の悪いものだったと考えられる。

直前まで上陸地点を蒸気船で選択できる上陸側に対して、
防御側は、水際に部隊を張り付けてしまうと、動かせない。
すべての予想地点に兵力を張り付けられるほどじゃないと、賭けの要素が大きくなる。

この時代、ある本によれば、部隊の行軍は、鉄道を一歩でも離れると
「漢の武帝やアレキサンダーの時代」と大して変わらんもんだったとか。
それで、数百キロの海岸線を防御するのは困難。

クロパトキンは、とりあえず、絶対に上陸されてはいけない
営口に防衛隊を置くのが精いっぱいだった模様。
やる夫シリーズで学んだことだけど。


●ドイツの戦術思想

モルトケがどうとか。あんまり詳しくない。

けど要塞とか拠点攻略よりも、運動を続けて敵を撃破する機動戦重視だったとかなんとか。
後の電撃作戦の原型とかなんとか。

国力の足らなかったドイツの苦肉の策だったそうだけど、
要塞線軽視の思想が旅順の悲劇を生んだらしい。

ちなみに、日本の戦略はドイツ人に学んだ。(フランス式から転換した)
陸軍大学に招いたメッケルはモルトケの弟子。

当時の日本は、ドイツ好き。伊藤博文はビスマルクに心酔。

19世紀ドイツ、ビスマルクといえば、やる夫シリーズでビスマルクは面白かった。

やる夫シリーズはめったに見ないけど、ビスマルクの師匠、
「魔臣ゲルラッハ」が「柊かがみ」という点だけでドイツが自分にとって近くなった(笑)。
内容もわかりやすくて面白い。冒頭の演説で、やる夫が「閣下」と思いだすのがいいっすね。

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