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断点編1






















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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。





【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません)
(※wiki読んだという程度の知識、ソースはほとんどネット(しかも特定しません)。で書いてます。話半分で読んでください)

(※くだらない私見はいってます。適当に読み流しorツッコミくださいませ。)
(※誤り等ありましたら、がんがんご指摘お願いします。いろいろ教えてもらえると描いてるかいがあります)




●松川敏胤と山縣有朋

『坂の上の雲』に描かれたエピソード。

山縣に上陸のエピソードを問われた時、「児玉閣下との約束もあり、元帥、首相であっても打ち明けられません。常陸丸襲撃の前例もあるので、機密を漏らすことは軍の不利を招きます。特に口の軽い政治家などには話せません」と皮肉を言った。例によって真偽は不明。

少なくとも司馬が描こうとした松川は、比較的線の細いエリート像(自分をほめてくれる児玉にベッタリでその他には傲慢な感じ)なのかな。実際にも、少し才に頼むところが強い人だったのか。個人的には、秋山弟像とややかぶる。小説において秋山の場合は「天才」で済まされているけど。

日露戦争後、松川は満州軍作戦指導の中心的役割を担う人物であったにも関らず、干される。
上記のような性格が災いしてのことかどうかは、わからない。


●山縣有朋

いわずとしれた「陸軍の法皇」「元老中の元老」
数々の派閥抗争を勝ち残り、軍部に絶大な影響力を誇る。
三代目、九代目首相。

日露戦争中は、
満州軍(1904年5,6月に編成)総司令官となった大山巌の代わりに
大本営参謀総長となる。

政治軍部の多くの権限を一身に集中させたため、毀誉褒貶の激しい人。
どっちかというと、嫌いな人のほうが多い感じもする。
国葬に一般参列が少なかったなどということがwikiに書かれる。
その後、日本がたどった泥沼の道とも関連して評価がなされることが多い。
(有名な利益線、主権線など)

ただ、戦前日本陸軍の「膨張主義」やら「暴走」の源流の一つが山縣にあるのは確かであろうが、彼自身の対外姿勢も時に慎重派であるなど相当入り組んでおり、また後の陸軍の姿勢や動きが、彼の防衛思想から直線的にみちびけるほど単純なものではないのも確かかと思われる。すっきりしない感じで申し訳ありませんが。


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