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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。



【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません。読まなくても本編の理解には何の差支えもありません。)
(※wiki読んだという程度の知識、ソースはほとんどネット(しかも特定しません)。で書いてます。話半分で読んでください)

(※くだらない私見はいってます。適当に読み流しorツッコミくださいませ。)
(※誤り等ありましたら、がんがんご指摘お願いします。いろいろ教えてもらえると描いてるかいがあります)

●陸軍の至宝
児玉源太郎の異名らしい。
「作戦の神様」(川上操六、辻政信)、「今信玄」(田村恰与造)といい陸軍は中二っぽい。
あと、陸軍大学に招聘されたメッケル先生にも才能を認められたとかなんとか(当時児玉は学長、たしか)

●坂の上の雲
司馬遼太郎の小説名。
名前の由来はどっかの巻末に
「空に光る一朶の雲。明治の青年たちははそれのみを見つめて坂を上った」とか
なんとか(うろおぼえ)でタイトル回収をしている。

当時、すっげーかっこいいと思ったけれど、今はちょっと感じ方が変わっているので
別方向からタイトル回収。


●御前会議
第3回総攻撃前11月に御前会議が開かれた、と様々な文献に書かれている。
ただ、正式な御前会議?はもっと色々集める感じ、それこそ日清、日露の開戦とか
そういうのを決める場であったようだ。たぶん、これらの文献で書かれている
「御前会議」はそういうものではなく、単なる大本営会議であったのではないかと思われる。

天皇陛下は大元帥なので大本営会議には臨席することになっている。

下記理由により基本的には発言も決済もしないのが慣例だけれども
明治天皇は結構色々しゃべってるっぽい。軍の編成とか。


●権威の使い方
政治的実力者と権威的中心を分離するのは、
キリスト教世界にも我が国の天皇制度にも見られる知恵。
その長持ちの秘訣の一つに、「具体的な決断をさせない」というものがある。

最高の権威が人々を二分するような論点に介入することは、
半分近くのものがその権威に対する不信を抱かせる結果になるし、
まして、その結果が誤りであったということになれば、その「責任」が問題となる。

したがって権威およびそれを中心とした体制維持の秘訣は、
とにかく具体的な問題について具体的な決済を仰がないこと。

逆説的だが、
「すべての責任を取らせる立場であるがゆえに、
 それぞれの責任を負う事態をさけなければならない」
という感じ。

したがって、天皇制に限らず、会社その他の組織において、
自らの主張や政治的目的のためにその組織の権威やトップを巻き込みにかかるのは
当座の目的を達成させても長期的な安定機構を損ねることになる。
それだけで秩序の破壊者であるといえる。

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