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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切かかわりがありません。



【明治日本マメ知識】(敬称略)

(※並行世界であるマンガ本編とは何ら関係ありません。読まなくても本編の理解には何の差支えもありません。)
(※wiki読んだという程度の知識、ソースはほとんどネット(しかも特定しません)。で書いてます。話半分で読んでください)

(※くだらない私見はいってます。適当に読み流しorツッコミくださいませ。)
(※誤り等ありましたら、がんがんご指摘お願いします。いろいろ教えてもらえると描いてるかいがあります)



●旅順前哨戦

6月頭に上陸した第3軍は、
6月26日に旅順―大連間に立ちはだかる剣山、歪頭山を攻撃、即日攻略。
7月3日ロシア軍逆襲も5日までに撃退する。

損害は、ロシア軍死者・行方不明630人に対し、
日本は死傷者200人と優位に戦う。

小銃の性能の発達により、一度、防御側に回れば
有利になるということを証明する戦いとなり、
ロシア軍はこれ以降、出撃しての逆襲は控えるようになる。

逆に日本軍は、ここで有利に戦いを進めることができてしまったことが
後の惨劇の原因となったとする見方もある。

●「老朽変幻の人物」

伊地知第3軍参謀長は、旅順前哨戦を進めるうちに
旅順の要塞化が思ったより進行していることに気が付き、
強襲による早期攻略ではなく、入念な準備による正攻法を
主張するようになる。

この態度の変化を弱気と見た第3軍第11師団第22歩兵旅団長、神尾光臣は
「老朽変幻の人物を挙げて参長の位置に置くは決して軍隊の慶事にあらず」
つまり、年をとってコロコロ意見を変える奴は、参謀長にふさわしくないんじゃね?
と嘆く手紙を、大本営参謀次長長岡外史宛てに送っている。
(8月2日時点)

告げ口。。。かっこわるい



●神尾光臣

第3軍第11師団第22歩兵旅団長。
のち、陸軍大将、男爵にまで進む。

別にこれといったエピソードはないようだ。
といって、後に陸軍大将になる男をつかまえモブ…といったら、
失礼だと思う。ダメ。絶対。


●参謀長と旅団長

日本国政府の特命大臣と県知事とではどちらが序列が上か。
私は知らないのだけれども、軍の参謀長と旅団長との序列も微妙である。

参謀はあくまで直属の上司への情報提供が仕事であり指揮権はなく、
所属する師団長や旅団長に命令する権限もない。


なお伊地知と神尾は少将で同列。

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